ロシアの田舎で生活してたら日本代表サッカー選手と友達になれた話②
みなさんこんにちはロシアの端っこで学生してますシンゴです。
前回 ロストフに橋本拳人選手が来たところまで話しました。
今回はそこからどのように仲良くなったのかを話していこうと思います。
大学の学長からの1本の電話
ちょうど去年の7月頃でしたね。大学の学長から1本の電話がありました。
元々、大学の学長とは大学創立して以来、初めての日本人学生っていうこともあり、非常に可愛がってもらっていてよい関係を構築していました。
そんな先生から急に
「ロストフに日本人が来るからロストフについて、いろいろ彼に教えてあげて欲しい」
と言われ もちろんOKと言ったのですが
どんな日本人が来るかは言われなくて(それか聞き取れなかった)
正直最初は、学校関係者(日本の教授とか)かなと思っていました。
でその後に
「ロストフアリーナに行って欲しい」
と学長から言われ
こいつらは何を言ったんだ????
と思いました。正直!!!
なんでスタジアムに行くのかなーと思っていました。
結局スタジアムに行くことはなかったんですが、その夜、ロシア人の友達と飯食いに行った時にその友達が
「ロストフに日本人のサッカー選手来るかもよ」
と言われ移籍の噂のニュースを見せられました
この時に全ての点と点が線になりましたね。
- なぜロストフのことについて言わなきゃ行けないのか
- なぜロストフアリーナに行けと言われたのか
後で分かったんですが、FCロストフが橋本選手にオファーを出した時に橋本選手が、自身初の海外挑戦ということで海外の生活について現地の日本人からいろいろ聞きたかったみたいです。
まぁロストフには日本人は僕しかいなかったみたいですし(後にロストフの劇場で働いてる日本人の女性がいることがわかりました)
寛大な心を持って、ロシアのことを教えることにしました。
その後、FCロストフの代表者から連絡があり
「橋本拳人に連絡先をあげてもいいか?」
と言われ
しゃーーねーーなぁーー👺
と思いながらも自分の持っているSNSのアプリ全ての連絡先をあげました。
日本への帰国の後
そして時は流れ、僕は夏休みに入り、日本に帰ることにしました。帰国したのが7月4日です。そこから数日後になんと!
橋本拳人から直接連絡がきたのです!!!
それがこちら!
うん 文章からみてる分かるめちゃくちゃイイ人‼️
勝手な自分の思い込みかもしれませんが有名な人、知名度がある人は、一般人に対してちょっと壁を作ったりするのかなと正直思ってました。
ですがコイツは違いました‼️
最後に
「仲良くしてもらえたら嬉しいです」
と書いてあります。
僕よりも年上で有名な方なのに腰が低かったんです‼️
そこで僕は気付きました!
「あっ こういう奴がトップアスリートなんだと!」
人間性ができてますよね! 自分みたいなまだ社会にも出てないアホに対しても優しく、上から目線でもなく、普通の感じで接する。
ただただロストフの情報を知りたいがために知り合いになろうとしてない! 僕からしたらとても嬉しかったです。
その後 ケントくんがロストフに出発する前に、一度渋谷でお会いしていろいろお話ししました。
正直、不安だったみたいです。
そして彼はそのままロストフに出発しました。
自分はというと、コロナウイルス対策でロシアが日本との国境を閉鎖しており、予定より3か月遅れ、11月にロシアに無事戻ってくることができました。
ロストフに戻ってきた後
僕がロストフに到着してから約1か月後、ケントくんが怪我をしてしまい、楽しみにしていたスタジアムでの彼のプレーを見ることは遠のいてしまいました。
その間も近くでいろいろサポートさせていただきました。
そして怪我から復帰した後もいろいろとサポートさせていただきました。
モスクワにほぼ通訳のような形で一緒に行ったり、リラックステーマパークに行ったりもしました。ケントくんは、とても好奇心旺盛でロシアの文化や言葉についてすぐ興味を抱いてくれるので、自分もケントくんと一緒にいて楽しかったです。
自分がやるべきこと
今、自分はできるだけ彼にロシアでの生活にストレスがたまらないように、プレーに支障が至らないように日々の生活でリラックスできる時間を作るようにしています。
彼が来る前は、1年間1人でロシアで生活していました。正直僕は、ロシアの生活にあまりストレスを感じることはなかったです。ですがそれは僕がロシア語ができだからだと思います。
ロシア語が喋れなければどれだけ大変か僕は分かります。だから少しでも楽にストレスなしで生活してもらいたいのです‼️
そしてそれは僕がどうにかすれば、出来ることだと思っています。
だから僕は橋本拳人がロストフにいるからには、ずっとサポートしていこうと思います。
もちろん自分は学生です!
自分の道を進みながら、自分がケントくんを引っ張るくらいの気持ちでこれからもロストフで生活していきます
人生何があるか分かりません‼️ こんな日本人ですら知らない街で現役日本代表のサッカー選手のサポートができるのです!
そういう意味では恐ロシア‼️